日立市PV会場にファン集結! 最後まで声援送る

午前10時のプレーボールを前に、日立市役所大屋根広場に設けられたPV会場には、朝早くからファンが続々と集合!この日は冷え込みましたが、試合が始まるころには、100人近くの人でにぎわいました!

密にならないよう、間隔を取ってイスが設置されました

いち早く駆けつけた金澤さんは、日立製作所野球部オリジナルマスクも着けて準備万端。

投手戦になると見ているという金澤さん。「序盤に日立製作所が得点し、必勝の投手リレーで逃げ切ってくれるはず。今年こそ優勝を見せてくれるはずです」ときっぱり!

しかし、試合は先発・青野投手が三回裏に相手に打ち込まれる苦しい展開に。集まったファンからは、相手打線に打たれるたびに「あ~!」とため息が漏れます。

日立製作所、その後も相手打線に苦しめられ、投手を次々と交代させていきます。日立製作所OBの山口さんは「いつも初戦は東京ドームで観戦していますが、今年はコロナで行けないのでここに来ました。厳しい展開になってきたが、頑張ってほしい」と激励。高萩市から来た松本さんは「まずはなんとか1点をとり、反撃の糸口をつかんで」と映像を見つめました。

しかし、日立製作所投手陣、ヤマハ打線にとらえられて点差が開いていきます。 日立市内から駆けつけた小原さんは「いつもならスタンドで直接、声援を送れるのだが…。もうこれ以上は点を取れられないように頑張ってほしい」ともどかしそうに話します。

日立製作所に45年間勤務していたという阿部さんは、タテジマのオリジナルマスク姿で駆けつけましたが、「こんなに一方的で、大差の試合になろうとは、夢にも思わなかった」と驚いた様子。しかし「もうこうなったら九回に10点取ってもらうしかないですね」とまだまだあきらめてはいません。

PV会場では寒さをしのぐためのカイロや、応援のためのうちわが配られました。投手陣に、なんとか踏ん張ってもらいたい!ファンはそんな思いを込め、映像へ声援を送ります!

しかし得点ができないままゲームセット。残念ながら初戦突破はなりませんでしたが、ファンは最後まで声援を送り続けました!松本さんは「最初のチャンスをモノにできずに流れを相手に持って行かれたが、そういうこともある。来年、もっと強くなって、今度こそ東京ドームで躍動してほしい」とチームねぎらいました。