1917年の創部から105年、都市対抗野球出場は、40回目。節目の今年こそ悲願の黒獅子旗を!と、地元・日立市のパブリックビューイング会場(PV会場)からも、市民の皆さんが熱気を送りました!
PV会場の準備を終え、試合開始を待つ(左から)日立市教育委員会スポーツ振興課の菊池弘史さん、鈴木駿斗さん、萩野谷一馬さんと、日立市スポーツ協会の熊井勇人さん
PV会場でも、ビブスやうちわなどの応援グッズが配られました
日立市の玄関口、JR日立駅には駅の職員の皆さんが健闘を祈ってペットボトルの蓋で制作した応援メッセージが、また市役所前にも「祈健闘」の垂れ幕が掲げられています。
多くの市民が、日立から東京ドームの選手たちに、パワーを送ります!
昨年に続きPV会場に応援に訪れた鈴木良夫さん=写真=は、オレンジのビブスを着て、「50年以上前からの日立野球部ファンです。今年もまずは1勝を!」と、笑顔で話してくれました。
また市内在住の30歳代の男性ファンは、「同じ世代の”ミスター日立”田中選手に期待しています!ここぞというチャンスに打ってほしいです。」と話してくれました。
試合は、先制されて後を追いかける展開。
逆転の時を待ちます。
PV会場で祈るような仕草で試合を見守る少年
ピンクのユニフォームで参加の金澤正一さん(右)。1回に先制を許すも、「まだまだこれからです!序盤になんとか追いついて、逆転してほしい。」と、友人の渡辺日出男さん(左)とともエールを送ってくれました。
和久井監督と10年以上同じ職場という女性4人組も会場に駆け付けました。
左手前から、平野さん、佐久間さん、川崎さん、田沢さん
「還暦を迎えた和久井監督に、何とか1勝してほしいです!」と話し、声援を送っていました。
野中選手と同じ工場で勤務しているという関根孝司さんは、同選手のネーム入りのタオルを持参しての参加。「投手戦が予想されます。少ないチャンスをものにして、是非勝利してほしいです。主将となった野中選手に、心から頑張ってもらいたいです!」と期待を込めました。=写真・
4回、三倉選手のタイムリーヒットで、同点に追いつきました!
PV会場も盛り上がります!
しかし5回に勝ち越しを許し、その後逆転はかなわず。
惜しくも3-5で敗れましたが、健闘したチームにPV会場からは労いの拍手が送られました。
金澤さんは、「敗れた中にも得るものがあったと思います。次は秋の日本選手権目指して、選手たちにはまた頑張ってほしいです!お疲れ様でした。」と、今後への期待をこめていました。