初回からスタンドは大きな盛り上がりを見せました!
スタンド盛り上げた「装飾付きうちわ」
「日立、まだまだチャンスが続いております!」
2死一、三塁、ミスター日立・田中政則内野手が先制点を奪うと、本社応援団の赤沢忠勝さんはうちわを精いっぱい振りました。
1回戦を終えてから「レギュレーションの中でどのような応援ができるか」
を必死に考えたという赤沢団長。
そこで思いついたのが、装飾付きのうちわの数々の制作です。
うちわの縁に目立つ装飾を付けたり、「日立」の文字をかわいらしくデザインしたりと、工夫を凝らしました。
そして1点目が入り、さらにチャンスが続いた場面で
会場にはお待ちかねのモンキーターンが流れました!
ここでは惜しくも3アウトとなりましたが、
幸先良いスタートダッシュに、スタンドは勝利への期待が高まりました!
日立市PV会場も拍手沸く!
日立市パブリックビューイング会場も、先制点に拍手が沸き起こりました!
川本捕手の同僚という女性は、「別の同僚は東京ドームで応援しており、私は日立市から声援を送ります。川本選手は職場ではとても礼儀正しく、紳士的。しっかりリードしてほしいですね。そして、1回戦同様、打ち勝ってほしい」と話し、うちわをたたいて応援していました!
投手陣の好投に酔いしれる
六回まで零封に抑えたSUBARUからの補強選手、阿部博光投手の好投が光ったこの試合。東京ドームのスタンドでは、東京・秋葉原にあるパワーグリットビジネスユニットで勤務する髙橋さんが「好投に見入ってしまいますね」と話しました。
七回裏から登板した青野善行投手はこの回、満塁に追い込まれながらも耐え抜きます。髙橋さんは職場のランニング仲間と共に、マウンドへ拍手を送っていました。
野球部OBも家族ぐるみで大声援!
水戸市から駆け付けた野球部OB伊波孝さんは家族5人で声援を送りました。
元投手の伊波さんは「相手投手の低めの変化球のコントロールが良く、打席に立つと球速も速く感じるのではないでしょうか。一回表のようないい流れで決勝点をあげてほしいですね」と話しました。
初の都市対抗応援になった2歳の次女、祥和ちゃんは野球だけでなく、
チアの応援の真似をして、都市対抗ならではの雰囲気を楽しんでいました。
応援を力に変える!熱の入った演奏披露したブラスバンド
2年ぶりとなったブラスバントの演奏にも熱が入りました。
指揮者の芳賀真也さんは、日立の「圧がすごい」応援団がフォーカスされた
毎日新聞の記事について、
「選手が応援の力を語ってくれていて、感動して涙が出そうになりました」と言います。振り返れば応援がない昨年、芳賀さんはタクトを置き、応援席にただ座ることしかできず、そしてチームは敗れました。
今年、芳賀さんが再びドームでタクトを握った1回戦で快勝!
「応援を力に変えてもらえるよう、さらに元気を出していきたいですね」
と笑顔を見せました。
後楽園の時代から応援を続けているトロンボーンの星直伸さんは、「選手たちが成長し、良いチームになってきたと感じています。ここから勝利を重ねていってほしいですね」と期待を膨らませています!
日立市パブリックビューイング会場では、観戦した人たちが、投手戦となった試合展開を固唾を飲んで見守り、日立投手陣がストライクを決めるたびに拍手を送っていました。
大接戦の末、惜敗となりましたが、1回戦に続きこの日もユニフォーム姿で観戦していた金澤正一さんは「阿部投手のピッチングは素晴らしかった。厳しい勝負の世界で、選手はよく頑張った」と善戦したチームをねぎらいました。
東京ドームで、日立市パブリックビューイング会場で、オンラインで。日立大応援団は、最後まで選手に声援を送り続けました!