VS.読売ジャイアンツ3軍
堅い守りから流れつかみ、プロに勝利!

台風一過となった9月21日。秋の気配を感じさせる爽やかな風が吹き渡るホーム、日立製作所野球部グラウンドに読売ジャイアンツ3軍を迎え、昨年4月28日以来のプロ・アマ交流戦が行われました。
プロチーム相手に、投手陣は5人の継投で1失点、打線は長短合わせて9安打を放ち、7-1で勝利しました!

 

9月21日
日立製作所×読売ジャイアンツ3軍

1 2 3 4 5 6 7 8 9
読売ジャイアンツ3軍 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
日立製作所 0 3 0 0 0 0 0 4 X 7

 

両チーム無得点で迎えた2回、日立製作所は1アウトからヒット2本と相手の守備の乱れで1死1、3塁のチャンスを迎えます。

 

この場面で打席に立った佐野悠太 外野手③……

 

ライト前にはじき返し、先制しました!

 

その後、四球などで2死満塁となり、迎えるバッターは、この試合2巡目の先頭・佐々木俊輔  外野手⑧。
ライト線へツーベースを放ち、2者が生還、3-0とリードを広げます!

2回、2点タイムリーを放ち2塁ベース上で笑顔を見せる佐々木俊輔  外野手⑧(左)

 

 

 

大勢のファンで埋まったスタンドも盛り上がります!

 

投手陣は、先発の青野善行 投手⑭がジャイアンツ3軍打線を5回散発3安打、6奪三振と完璧に抑え込みました!

好投したエース・青野投手

 

その後を任された、安里海 投手⑳、原田泰成 投手㉑、多間隼介 投手⑬、田川賢吾 投手⑱は、左右左右とジグザグ継投、1点を失いますが安定した投球を見せました。

好リリーフを見せた(左上から反時計回りに)、安里海 投手⑳、原田泰成 投手㉑、多間隼介 投手⑬、田川賢吾 投手⑱

 

守備陣も鉄壁の守りを披露、4つのダブルプレーを完成させ、ことごとく相手のチャンスの芽を刈り取り、投手陣を援護しました!

華麗な球さばきでスタンドを沸かせた宮内野手

 

 

ジャイアンツは3番手にJR東日本で活躍し、2019年ドラフト2位の太田龍投手、4番手に同じくJR東日本を経て2021年ドラフト2位の山田龍聖投手と、
大型投手を次々と投入しますが、日立製作所は攻めの手をゆるめません。

 

8回裏には四球、ヒット、相手内野手のファンブルを誘った犠打で無死満塁の絶好のチャンスをつくります。
ここで打席に立った宮慎太朗 内野手⑥が、左中間を深々と破る走者一掃のスリーベースヒットを放ち、3点を追加!

打撃でも大活躍だった宮内野手

 

読売ジャイアンツ3軍を突き放しました。
その後、宮 内野手は、続く佐々木 外野手の内野ゴロの間に本塁を狙いますが、三本間に挟まれタッチアウトとなります。しかし、2塁に残った佐々木 外野手が三塁への盗塁を決め、相手の守備の乱れに乗じてそのまま生還し、さらに1点を加えました。

 

 

 

結果は7-1で日立製作所野球部の勝利!
多くの市民が詰め掛けたホームグラウンドには、大歓声が上がりました!!
日本選手権大会に向け、対外試合4連勝と波に乗るチームは、「実りの秋」に向け着々と実力をつけています!!