「失点少なく、いい守りできた」と和久井監督
決勝トーナメント進出がかかる一戦で惜しくも敗れてしまいましたが、都市対抗本大会に向け、手ごたえを得た大会となりました。試合後のインタビューです。
和久井勇人監督です。「予選リーグ3試合はいずれも3失点以内で、投手陣も野手の守りも、収穫のある大会だった。きょうの試合の終盤のような、緊張感のある戦いは本大会さながらのもの。オープン戦を通じて状態を上げていきたい。投手陣はSUBARUから補強で加わった阿部、手塚の2人と、岡、青野が安定している。打線は『水もの』のようなところがあるので、11月30日に“大きな波”が来てくれればいい。残り1カ月、1点への『執念』をテーマに取り組みたい」と話しました。
先発の原田泰成投手です。「立ち上がりに四球から走者をためてしまったのは反省点。連戦の中で先発の役割を果たせるように仕上げていきたい。(五回に打たれたホームランは)まっすぐを逆方向に持っていかれたが、消極的になって打たれた当たりではなかったので、気持ちは切り替えられた」と振り返りました。
六回に同点への足掛かりとなる三塁打の森下翔平内野手です。「三塁打はしっかりと打ち返せたが、やはり最後(九回裏2死満塁)に打てなかった悔しさの方が大きい。大会を通じて力みが出た部分もあるので、そこは反省点。都市対抗は、まずはヤマハに去年の借りを返すこと。そこに全力を挙げます」と力強く話しました。
九回にタイムリー内野安打を放った豊田寛外野手です。「大会を通じて打点を挙げられたのは良かった。きょうの九回も、泥臭く塁に出られた。もっと状態を上げて、都市対抗での勝ちに貢献したい」と話しました。