【JABA伊勢・松阪大会】vs パナソニック

4番・森下、3ラン!序盤からリードし5-2で快勝

【10月30日(土) 対 パナソニック】

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日立
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4
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1
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パナソニック
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2

11月28日の第92回都市対抗本大会開幕までいよいよ1カ月を切った29日、JABA伊勢・松阪大会が開幕しました!日立製作所は4番・森下翔平選手の3ランが飛び出し、パナソニックに5-2で勝利しました!

強豪ぞろいの大会

この大会は、出場する12チームのうち、都市対抗出場を決めているのは実に11チーム。既存の戦力の底上げはもちろんですが、各チームとも、予選で敗退したチームから補強で加わった選手との連携を確かなものにするための機会となります。

相手は投手力あるパナソニック

日立製作所にとっても、都市対抗に向けて課題をつぶし、さらなる戦力の充実を図りたいところ。12チームが3つのブロックに分かれて戦う予選リーグ、日立製作所の初戦の相手は、近畿地区第4代表のパナソニック(門真市)。近畿地区予選ではロースコアの接戦が多く、投手戦に持ち込まれると厄介な相手です。

濱元・野中・豊田の連打、森下の3ラン飛び出す!

日立製作所の先発はSUBARU(太田市)から補強の左腕・阿部博光投手。外角への直球の走りが良く、一回を3人で切って取ると、二回も2死一、二塁とされながら球威で相手を上回り、決定打を与えません。

主導権を握りたい日立製作所は三回、下位から上位へと打線がつながります。先頭の濱元航輝外野手が、ショート後方に落ちてレフト戦へと転がる当たりで一気に二塁へ。補強の1番・林悠平内野手のセンターフライから濱元外野手が判断良くタッチアップし1死三塁とすると、野中祐也内野手が内野安打で出塁。一、三塁となり、豊田寛外野手がライト前へしぶとく運ぶタイムリーヒット!

1-0と先行すると、続く4番の森下翔平内野手の初球でした。真ん中低めの球を振り抜くと、打球はレフトへと高々と上がり、レフトスタンド後方まで届く3ランホームラン!!

好走塁と連打で、大きなリードを生み出しました。

補強・阿部投手は1安打ピッチング!

4点の援護をもらった阿部投手は、左打者の外角への沈ませ気味の変化球と、内角への直球のコンビネーションが光りました。4番に補強選手を据えて強化を図ってきたパナソニック打線に三塁を踏ませず、4イニングを1安打1四球で2番手の原田泰成投手につなぎました。原田投手は五回の代わりばなにソロホームランを浴びましたが、引きずることなく流れは渡しません。

打線の追加点は六回。1死から大塚直人外野手が、沈み込む変化球をすくい上げ、左中間フェンスに達する会心の当たりで二塁打とします。2死三塁となりますが、8番・中園雄一郎捕手の打球は相手投手のグラブに当たる内野安打。代走の三塁走者・三倉進外野手がスタート良く本塁を踏み、5点目。ここでも走塁での好判断が得点につながりました。

10安打で相手の反撃許さず

左腕・岡直人投手が六回からリリーフし、八回一死から連続で二塁打を浴びて1点を失いましたが、後を受けた田川賢吾投手が、長打力のあるパナソニック・三上恭平捕手を空振り三振に仕留めてピンチを脱しました。九回も田川投手が難なく抑えて、5-2でゲームセット。日立製作所が大事な初戦をものにしました!

終わってみれば10安打で5点を奪っての快勝。投手陣もパナソニック打線に狙い球を絞らせない自在の投球で反撃を許しませんでした。

31日はトヨタ自動車と激突!

補強選手とともにする時間が連携を深め、本大会に向けての戦力の底上げとなります。ここまでは投打とも順調な発進。31日は、都市対抗本大会で苦杯をなめさせられてきたトヨタ自動車(豊田市)との対決です。初戦の流れに乗り、勝利をつかみます!ご声援よろしくお願いいたします!