日立製作所野球部と言えば、熱烈ファンの多さでも知られます。
そこで本日は、その代表格の3名に、日立製作所野球の魅力と、都市対抗への期待を語っていただきました!
トップバッターは、やはりこの人。日立製作所のホームグラウンド・日立製作所野球場の”名物評論家”、長澤義男さんです!
長澤さん:
日立製作所の関連会社を勤め上げ、日立製作所野球場に通いつめること約20年。この野球場で行われる試合は毎年、99%見ています。これだけ見ているといつの間にか「常連仲間」ができますので、彼らと一緒に、楽しく観戦させてもらっています=写真。
先日、いつものようにスタンドで試合を見ていたら「長澤さん!」と声をかけられた。振り返ったら数年前に引退した野球部のOBでね。久しぶりに話ができてうれしかった。こういう気さくな選手の多いところが、日立製作所野球部の魅力です。
私は1週間に3回はグラウンドに行っている熱烈サポーター。その私から見て、日立製作所の選手はいつもキビキビしていてさわやかですが、今年のチームは声をよく出し合っていて、笑顔が多く、例年にも増して良い雰囲気です。
今季は、青野―岡―猿川の投手リレーが頼もしく、打撃ではベテランの田中・大塚両選手がいい。若手も刺激を受けて、豊田、河野両選手が元気だ。
加えて楽しみにしているのは、絶好調の吉田幸一朗選手の打撃です。フォームを変えてよく打つようになっただけでなく、選球眼も良くなっています。下位の彼が出塁することで、打線がつながり、結果を出せていますね。
都市対抗は初戦の相手がヤマハ。強敵ですが、日立製作所は総力戦で必ずや結果を出してくれるでしょう。
2016年に東京ドームで準優勝を見せてもらい、本当に楽しかった。あとはもう、とにかく、今年こそ優勝の瞬間を見せてもらいたいですね。
2番手は、「熱烈ファンを通り越し、観戦はもはや生活の一部」という増子一教さんです!
増子さん:
日立市に生まれ、物心ついた頃には父親に連れられて球場に行っていました。社会人になって神奈川県で勤務し、40代の半ばに日立市にUターン。そこからまた日立製作所野球場に見に行くようになり、だんだんとのめり込んでいきました。日立製作所野球部と出会えたことは本当にラッキー。こんな楽しみは、なかなかないのでは、と思います。
何が楽しいって、日立市の人は日立製作所野球部が好きなので、地域をあげて「我らがチーム」を応援するこの雰囲気です。東京ドームで一杯やりながら、まわりの人となんだかんだと言いながら観戦するあの楽しさは格別です。今年はコロナで静かにするしかないけどね。
それと、JABA大会が全国のあちこちで開催されるので、それに合わせて休みを取り、北海道、東京、京都、九州と、あちこちに見に行くのがこれまた楽しい。野球をきっかけに遠出し、観戦して全国の日立ファンと言葉を交わし、ついでに観光もしてくるわけです。
今年の都市対抗で、私が特に期待をしているのは何と言ってもエース・青野善行投手です。相手が誰であろうとも、日立製作所のエースとして抑え切ってくれるはずです。初戦の後は4連戦ですが、見に行く準備はできています。守り切って、5つの階段を駆け上がってほしいですね。
最後は東京から。ツイッターで日立製作所野球部の情報を発信しているインフルエンサー・ゆりりんさんに語っていただきます!
ゆりりんさん:
東京在住の私が日立製作所を見るようになったきっかけは、高校野球でファンになった選手が日立製作所に入ったことです。その選手目当てで試合を見に行っているうちに、チームを好きになりました。
私は野球が好きで、学生時代はソフトボール部で自分でプレーもしていました。社会人、プロとたくさんのチームを見てきて、それぞれに魅力がありますが、社会人はチームとファンの距離が近いし、数も多い。チームごとにそれぞれ個性があるので、野球好きの人は一度見に行ってみて、自分の好きなチームを見つけてみると楽しいですよ!
そういうわけで、いろんなチームを見てきた私ですが、そのなかで日立製作所がダントツで好きです。理由ですか? 地域に密着し、和気あいあいとしていて、素朴で一生懸命なところだと思います。東京から月に2回くらい、日立まで行って練習を見て、元気をもらっています。
今年の都市対抗で特に楽しみにしているのは、まず森下翔平選手のホームラン。森下選手の、ふわりと高く上がるホームランが大好きなんです。そして野中祐也選手の華麗な守備ですね。
それと、今年はあの大応援が楽しめないのは残念ですが、静かにせざるを得ない以上、樋口宇大投手の「えいっ」とか「そりゃっ」という、投げる時のかけ声を楽しもうと思っています。
日立ナイン、頑張って!!