和久井勇人監督は常々「バッテリーを中心とした守り勝つ野球」を目標に掲げています。
今季の日立製作所野球部は、都市対抗2次予選(北関東大会)で3試合を戦い、失点はわずか1点。そして失策はゼロ。まさに守り勝つ野球を体現していると言えます。
その柱となっているのは何と言っても左のエース岡直人投手⑪、右のエース青野善行投手⑭の左右2枚看板です。本日は、岡投手の紹介です。
岡投手 スタミナ増強!安定感と球威UP!

崩れることがなく、いつもスタンドの期待に応えるピッチングを披露してくれる岡投手。今年は、日立市長杯、ベーブルース杯、都市対抗予選と投げていますが、安定感に磨きがかかりました。
その理由は「スタミナを増強したこと」。元々は抑えを任されていた岡投手ですが、昨年から先発陣に回り、今やチームの大黒柱。
「僕は食が細いほうで、うっかりするとやせてしまうタイプです。昨年先発に回り、長いイニングを投げるために、スタミナの増強が欠かせないと痛感しました」。
そこで、練習量、特にランニングと投げ込みを増やして自分を追い込み、心肺機能を高め、体重も3キロ増やしました。その結果、スタミナに加えて、球威も増したと言います。そして、最大のヤマ場、都市対抗2次予選(北関東大会)の準決勝(対SUBARU)で6安打無失点の完封勝利を収めました。
岡投手よりサポーターの皆さんへ

岡です。スタミナを増強してきたことで、今季は試合の終盤になるにつれ、むしろ調子が上がってくると感じています。
託された試合は、すべてゼロに抑えるつもりで投げています。そして、どんな時でも冷静に、動じることなく投げるのが、学生時代からの理想。自分はその方が、結果が出ると思うからです。
東京ドームではスタンドの皆さんに、コントロールを効かせながら、淡々と打たせて相手打者を仕留めていくピッチングを、お見せしたいと思います!
リンク:初戦は7月21日!日本新薬と対戦!-日立製作所野球部2022 (hitachibb.com)
リンク:第93回都市対抗野球組み合わせ