チーム紹介:投手編② 青野投手、飛躍の理由

和久井勇人監督が掲げる「バッテリーを中心とした守り勝つ野球」。その原動力となっているのが左のエース岡直人投手⑪、右のエース青野善行投手⑭の左右2枚看板です。本日は、青野投手の紹介です。

最速151キロで、ねじ伏せる

青野投手が成長ぶりを見せつけ、サポーターを驚かせたのは、都市対抗2次予選(北関東大会)の第1代表決定戦(対日本製鉄鹿島)です。

試合は青野投手と、日本製鉄鹿島の伸び盛り・大津亮介投手の投げ合いになりました。
日立製作所が8回の裏に1点をもぎ取ると、青野投手は守り切って完封!2年連続の第1代表をつかみ取りました。

青野投手、緊張感も高まるこの試合の序盤で、自己最高となる151キロを計測しました

「自分ではスピードを出そうと意識はしておらず、ふだん通りに投げていたのですが、結果的に150キロを超えていました」と振り返ります。

新人次第から潜在力は高く評価され、エースの役割を期待されていた青野投手。腕を頭上に高く上げ、大きく振り下ろす華麗な投球フォームで知られますが、その独特の投げ方が体に負担をかけがちだったと言います。体に痛みが出ることが多く、なかなか実力を出し切ることができませんでした。

青野投手はその課題を克服しようと試行錯誤。いろんな投手の投げ方を動画を見ながら研究していた時、力を抜いた投げ方をする、ある投手の投球が目につきました。見ているうちに、急に力みを抜く感覚がつかめたそうです。翌日からグラウンドで試行錯誤。「青野は本当によく練習していた」と、和久井勇人監督が目を細めるほど猛練習し、その感覚を自分にも取り入れることができ、第1代表決定戦という大舞台で花開いたのでした!

青野投手からサポーターの皆さんへ

完封で第1代表を決めた後、スタンドのサポーターの歓声に手を挙げて応える青野投手

 

青野です。
今季は投手リーダーを任されたこともあり、勝利につながるピッチングをしたいという気持ちがいつも以上にみなぎっています。
今までにないほどコンディションが良く、東京ドームでの戦い、優勝に向けて準備は万端です。常に完封をめざし、最少失点に抑えます。

リンク:初戦は7月21日!日本新薬と対戦!-日立製作所野球部2022 (hitachibb.com)
ンク:第93回都市対抗野球組み合わせ