【JABA伊勢・松阪大会】vs 東邦ガス

九回に豊田がタイムリー!予選敗退も最後まで粘り見せる

【11月1日(月) 対 東邦ガス】

123456789R
東邦ガス
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2
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1
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3
日立
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1
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2

決勝トーナメント進出をかけた第3戦の相手は、都市対抗本大会に東海地区第2代表での出場が決まっている東邦ガス(名古屋市)。2-3で惜敗しましたが、日立製作所は最終回に追い上げる粘りを見せました。

先発を任された2年目右腕・原田泰成投手は一回からランナーを背負いますが、後続を速球で詰まらせて無失点で切り抜けます。四回まで難なく抑えていた原田投手でしたが、五回1死からセンター前ヒットを許し、犠打とけん制球の連係ミスから2死三塁とピンチを広げてしまいます。続く東邦ガスの1番・大木惇司外野手への1球は、ライトスタンドに飛び込む2ランホームランとなってしまいました。

六回に森下・田中の連打で反撃!

打線の反撃のチャンスは六回に訪れます。1死から4番・森下翔平内野手が直球を捉えて右中間を破る3ベースヒット!5番に入ったベテラン田中政則内野手のセカンドゴロで生還し1点を返しました!続く大塚直人外野手、吉田幸一朗外野手もシングルヒットで続きましたが、追加点は挙げられませんでした。

日立製作所の2番手・西山雅貴投手は六、七回と3人で東邦ガスを封じますが、八回1死から四球と犠打で2死二塁とされ、センターオーバーのタイムリー2ベースで3点目を許します。

豊田、この試合もタイムリー!最終回に食い下がる

2点差とされて迎えた最終回。大学時代に全国優勝の経験もある東邦ガスの2番手左腕・柳川優太投手から、吉田選手、河野祐斗内野手、林悠平外野手が3つの四球を選び、2死満塁と絶好のチャンスを作ります。東邦ガスはたまらず坂本温基投手にスイッチ。日立製作所は3番の豊田寛外野手がこの日5度目の打席に立ちます。空振りで追い込まれますがフルカウントまで粘ると、ショートへの深い当たりが内野安打となり、三塁から代走の濱元航輝外野手が生還しました!これで2-3の1点差です。

一打サヨナラの場面で4番・森下選手を迎え、こちらもフルカウントまで粘りましたが、速球に詰まらされてセカンドフライでゲームセット。決勝トーナメント進出はなりませんでした。

わずかに及ばず敗れましたが、土壇場で粘りを見せた手に汗握る展開は、都市対抗本大会に向け、期待を抱かせる内容となりました。日立製作所ナインは5試合が予定されているオープン戦を経て、最高の状態で東京ドームに乗り込みます!引き続き熱い熱いご声援をよろしくお願いいたします!!!