チーム引っ張る若きエース
黒獅子旗をめざして本大会に挑む日立製作所ナイン。本日から、注目選手をご紹介してまいります!
まずは、青野善行(あおの・よしゆき)投手(24歳)です。
2年目の今季は、先発陣の柱を担うまでに成長した若きエース。北関東大会では準決勝・全足利クラブ戦と、第1代表決定戦・日本製鉄鹿島戦という重要な2試合で先発。11回3分の2を投げて1失点の好投を見せ、チームを第1代表に導きました!
青野投手のストレートは140㌔台ですが、オーバーハンドで腕を高く振り上げ、角度をつけて下へと投げ下ろすため、実際より速く感じます。ここに、曲がりの大きいカーブと、鋭く落ちるフォークボールにカットボールを交ぜ合わせます。青野投手はこのストレートと変化球の交え方、つまり「緩急のつけ方」が巧みです。打者はタイミングを合わせにくく、球を芯でとらえられずに凡打に仕留められてしまいます。
しかも、制球力に定評があり、狙ったとおりに三振を奪えます。その秘訣は背筋をピンと伸ばし、左右にブレることのない美しい投球フォーム。安定感があるため、正確にコーナーを突くことができるのです。
青野投手は、大学3年時に動画投稿サイト「ユーチューブ」で、スタンドをオレンジ色に染めて選手たちに大声援を送る、あの日立大応援団を見て、「あの応援の中で投げたい」と入社を決めたそうです!そのドームデビューは昨年の準々決勝、NTT西日本戦でした。強豪相手に先発マウンドを託され、初回に2安打と失策でいきなり無死満塁のピンチ!しかし、後続を空振り三振、併殺打に仕留めて無失点で切り抜けました。その後は走者を背負いながらも決定打を許さず、4回を無失点に封じて先発の役目を果たし、ファンの記憶にその名を刻みました!
https://mainichi.jp/ama-baseball/articles/20190723/k00/00m/050/278000c
青野投手、和久井勇人監督が望む「絶対的エース」への階段を、着実に上っています!
青野投手のマウンドでの躍動が楽しみな都市対抗本大会。
日立製作所の初戦は11月27日(金)午前10時~。相手はヤマハ(浜松市)です。
皆さんの力を結集し、チームを後押しいたしましょう!
※選手の年齢は2021年3月末時点。