チーム分析・打撃編

北関東3試合で31安打!絶好調の打線は期待大

11月28日に東京ドームで開幕する第92回都市対抗野球大会。北関東第1代表として乗り込む日立製作所の戦力について紹介します!本日は打撃編です。

スタメンの大半が打点を記録

都市対抗2次予選の北関東大会で、日立製作所は3連勝で見事第1代表となりましたが、その最大の理由は打線が好調だったことでした。

3試合のうち2試合で2桁安打を記録するなど計31安打を放ち、チーム打率は3割2分。スタメン起用されたメンバーのほとんどが打点を挙げ、どこからでも得点ができる切れ目のない強力打線を見せつけました。

豊田選手:ボールをバットの芯でとらえて安打量産

なかでも大会前にけがでチームを離脱した江藤勇治選手⑤に代わって、2番から3番に回った2年目の豊田寛選手⑧が目覚ましい活躍をしました。豊田選手の持ち味は大振りせずにボールをバットの芯でとらえることを重視し、右打者ながらライト方向にも長打を放つことができる点です。

象徴的だったのが第1代表決定戦のSUBARU戦でした。2アウト走者なしで回ってきた一回の最初の打席。相手投手の初球は読み通りのスライダーでした。ジャストミートした打球はライトの芝生席に吸い込まれる先制アーチとなりました。

準決勝のエイジェック戦でも一回に変化球をとらえて左中間スタンドに先制の2ラン。

3試合でマークした計4安打のうち3本はホームランを含む長打と圧倒的な存在感を示し、最高殊勲選手賞を獲得しました。

田中選手:今年も勝負どころで力を発揮

選手生活20年目を迎えた5番に座る田中政則選手㉓もベテランらしい打撃が光りました。初戦の太田暁工業硬式野球クラブ戦の二回、先頭打者でライト前ヒットを放つと、打者一巡して回ってきた2度目の打席で2点タイムリーツーベースヒット。好機での勝負強いバッティングに年齢からくる衰えをみじんも感じさせません。3試合でチームトップの5安打を放ち、打率4割5分4厘で首位打者賞に輝きました。

森下選手:4番の実力見せつける

さらに本大会で全国の強豪チームと戦ううえで明るい材料を提供したのが、入社6年目の4番・森下翔平選手①の復調ぶりと、足の故障で万全の状態ではない主将の大塚直人選手㉔の活躍でした。

4番らしい豪快な打撃でチームを盛り上げる森下選手
大会前はバットが湿りがちだった森下選手ですが、準決勝のエイジェック戦で三回に文句なしのソロアーチを放つなど3安打の固め打ちを演じ、主砲としての実力を見せつけました。

大塚選手:大一番で結果出す

準決勝から強行出場した大塚選手は第1代表決定戦のSUBARU戦で、八回2アウト満塁の場面で走者一掃のタイムリーツーベースヒットを放ち、相手に引導を渡しました。

昨年の都市対抗は1回戦敗退でした。打線はヤマハ(浜松市)の投手陣を打ち崩せず、散発4安打で零封されました。その悔しさを忘れることなく、チームは「ドームでの借りはドームで返す」と練習に取り組んできました。日立打線は北関東大会での勢いそのままに、東京ドームでも爆発してファンを沸かせてくれるはずです! 

2次予選個人打撃成績

  試合数 打数 安打 打点 本塁打 三振 四死球 打率
浜元 3 14 4 4 0 1 0 .286
野中 3 10 2 1 0 1 2 .200
豊田 3 9 4 4 2 3 4 .444
森下 3 12 4 1 1 0 1 .333
田中 3 11 5 3 0 0 1 .454
大塚 2 7 2 3 0 0 1 .286
吉田 3 9 4 2 0 1 1 .444
3 10 3 1 0 0 0 .300
川本 3 9 3 2 0 3 1 .333
河野 1 3 0 0 0 1 1 .000
佐野 1 1 0 0 0 0 0 .000
三倉 2 0 0 0 0 0 0
八幡 2 2 0 0 0 1 0 .000
チーム 3 97 31 21 3 11 12 .320